防災ギター

自分ごと化の意識を持って


・・・地球温暖化による干ばつや水害、海面の上昇により、大量の移民や難民が世界にあふれ、緊張が高まる。そして脆弱な国家は破綻し、テロ組織や過激派が拡散。食糧難や資源の奪い合いが過熱し、インド太平洋の大国間対立がさらに激しさを増す。・・・今後、気候変動リスクを安全保障戦略に盛り込むことが大切・・・(日本経済新聞・秋田浩之氏、“温暖化、世界の平和を壊す”、2021年4月13日)。

私は、この記事を読んで、地球温暖化の深刻さを改めて痛感しました。近年、自衛隊の災害派遣が急増中。昨年は、更に新型コロナウィルスの感染が拡大する地域へ、看護師資格を持つ陸上自衛官「看護官」も派遣。その合間を縫って、重要な軍事演習もしなくてはいけない自衛隊は、忙しくて大変そうだと率直に思いました。

私たちは東日本大震災のような激甚災害の経験も踏まえ、「公助にも限界がある」こと、そして自助・共助による「ソフトパワー」の重要性が高まっていることや、効果的な活用が不可欠となってきていることを改めて認識する必要があると感じました。

内閣府が推進し、地域の実情に即した「地域防災計画」の策定は、私達ひとりひとりの言動が主な主動力です。近所や町内会などの小さなコミュニティーから自発的に立ち上げ、取り組むことが必要なのだと思いました。

まだ勉強中なのですが、自身のつたないITやプログラミングの知識を駆使して、私の住む地域で、3年前に設立した自主防災組織のホームページを今年は何とか作成し、地域にける防災意識の向上に貢献できないかと考えています。読みやすくて分かりやすいホームページが出来るよう、頑張っていきたいと決意を新たにしているところです。