防災ギター

若手社員の成長実感について


残業時間が減ると「働きやすさ」は高まる一方、「働きがい」は低下しているらしい・・・2007年からの若手社員の口コミサイト35万件を分析した結果です。働きがいを実感できる環境の整備が必要とその記事が締めくくっていました(日経ビジネス3.15号)。

3月1日に投稿したブログ(「プロジェクトX 挑戦者たち」のメモ書き)から、当時、残業が多かっただろうと推測される場面を反映したものを以下に少し選んでみました。

・達成以外のことを気に掛ける暇もゆとりもなかったというのが実情だ。

・「やるだけのことはやった」という充実感。

・自分の人生の解決しなければならない課題に向き合い、そして充実し緊張した時間の中にいたゆえだと思う。

・自分たちはダメだと落ち込んだり、立ち止まっていてばかりでは何も生まれません。道の扉を開けるためには、何のためらいもなく、時を忘れて、心を一つにした結束のドラマが必要だと思う。

「働き方改革」による残業時間の制限で、やりがいのある仕事があっても、昔のように思う存分に取り組めない実態が、現在の職場にはあるのかもしれません・・この記事を読んで、自分の若い時はどうだったのかなあって、ふと思い起こしていました。

確かに若い頃、がむしゃらに働いた時期がありました。当時の苦しいことがあったことは記憶にあっても、その苦しさはもうどこかはるか彼方へ・・・、一方、当時やり遂げた後の充実感は、記憶にちゃんと残っており、その経験は今でも活きています。