防災ギター

演奏を終えて:「へぇ~・・・そうなんだ!・・・」


コードは、G、Em、C、D、Bm7、B7、Dm7 の7つを使いました。おそるおそるイントロから引き始め、1番を歌い始めたら、会場の皆さん、たぶん「おいおい・・大丈夫かい?・・」って不安に思ったのでしょう・・・会場から自然にリズムをとるかのように、曲に合わせて手拍子が始まりました。これが意外とテンポが速く、当時の僕にとって、このテンポで弾きながら歌うのはかなり大変でした・・・。歌詞を途中で間違えるわ、コードを間違えるわでもう無茶苦茶でした。弾いて歌い終わった時は汗だくでした・・・。もっと練習しないとダメだぁ・・・と自虐的になって会場の舞台から消え去りました・・・。

でもそのあと意外なことが・・・。

謝恩会の最後、定年退職される先生、異動で他の学校へ転任される先生方のスピーチがありました。その中のひとりの先生が、「・・・これまで長い教員生活を送ってきましたが、今日のギター弾き語りは、私の忘れられない大きな思い出3つのうちのひとつです・・・」って言ってくださったのです。また数日後、別の先生から一枚の葉書を頂戴しました。そこには転任のご挨拶文の他に「・・・あの弾き語り、ずっと忘れません・・・」とありがたいお褒めのお言葉が手書きで・・・。

まだブログ初心者で、動画の投稿の仕方がよくわからないので、今回はみなさんにご覧にいただけないのですが、もし後日、僕が弾き語りしている動画をアップしたら見てもらうとよくわかります・・・わずか3カ月の練習で臨んだ無謀な弾き語り、決してお世辞にもうまい演奏ではないんです!。でもそんな超ど素人の演奏でも、ヒトの心にちょっとは届いたのかな・・・って。

 とても意外でした。中年のサラリーマンが、挨拶の文例集を見ながら原稿を書いて、丸覚えして、上手くスピーチするより、下手でもこっち(弾き語り)の方が、よりヒトの心に伝わるものなのかしら??・・。僕にとっては、新しい大きな発見でした!!。