防災ギター

今日の朝刊を読んで(変異株に要注意)・・・


今日、朝刊を新聞受けに取りに行って、一面を見て真っ先に目に飛び込んできたのは、大見出しの「緊急事態宣言 3度目発令」よりも小さな見出しで書かれた「1年間何をしてきたのか」でした。政府、自治体、医療界に対してコロナ即応医療の早急な再構築の必要性を説いた内容でした(日本経済新聞4月24日)。

政府は2020年4月7日、7都道府県に5月6日までの期限で初めて発令。感染拡大を受けて全都道府県に広げ、5月25日に全面解除。2回目は、感染の「第3波」を受け、21年1月7日に宣言発令、2度延長され、3月21日に終了。

3度目の今回と過去2回の緊急事態宣言との違いは、①実施期間が4月25日~5月11日と最も短期間(17日間)、大型連休使って集中的な対策と政府は説明。②これまでの飲食店の時短営業に加えて、今回は酒類などの提供店への休業要請もプラスされたこと、③イベント関連は、開催自粛・中止(1回目)、収容人数制限(2回目)に対して、今回は「原則して無観客」である点です(日本経済新聞4月24日、「きょうのことば」から一部抜粋)。

2回目の全面解除から1ヵ月余りで今回の3回目が発令になったのは、感染の中心が変異ウイルスに移った影響が大きいと言われています。変異ウイルスの感染力は従来の1.3倍以上で、重症化しやすいとの見方もあるとか(日本経済新聞4月24日、社説から抜粋)。

わが国のワクチン接種は、集団免疫が得られると言われている60%に対し、人口比でわずか1.2%。なおワクチンを接種(2月17日~4月15日)したのべ1,853,729人のうち、接種後に231人(うち2回は24人)が新型コロナに感染。いずれも接種から2週間以内の感染が多い傾向があったと厚生労働省からの報告があります(朝日新聞4月22日)。通常、ワクチンを接種しても免疫を獲得するまでは、数週間はかかると言われています。ワクチン打ったからといってすぐ(自分は)大丈夫!・・・ではないということですね・・・。

最近の新聞をはじめメディアから「疲れ、慣れ、あきらめ、憤り」とか「うっせぇわ」的な言葉をよく見たり聞いたりする気がします。従来のウィルスだけであれば、2回目の緊急事態宣言まで行ってきた感染対策で難局を乗り切れたのかもしれません。しかし、私たちを取り巻く環境が、日々変わってきていると思います。それは、従来型に変わって出現してきた変異株の急激な増加、その感染拡大のスピード、そしてウイルス自身が持つ感染力の強さによるものではないかと・・・。

感覚的には、新型コロナ感染拡大からもう1年なのかもしれません。しかし戦ってきた相手がチェンジしています・・・従来型のウィルスとは異なる変異株の出現とその拡大が起こり始めたのは最近です。今まで感染してこなかったから自分は大丈夫・・・ではなく、ウィルスの感染力が従来よりも強くなっているという事実を再認識し、今まで以上に慎重に行動しよう・・・と今朝の新聞を読んで思いました。

基本に立ち戻り、3密を避けることプラス飛沫対策(マスクをせずにヒトと話をするのはやめる)、日常での手洗いとうがいの励行をGW期間中もやるしかないかなと・・・。

ということで、単身赴任中の私は、当初、このGWは、お正月以来久しぶりに帰省して、家族と和気あいあい過ごそうかと思ってましたが、都道府県をまたいだ移動は自粛との会社からの通達もあって断念・・・。巣ごもりしながらどうやって過ごそうか・・・アコギ弾き語り練習?・・、防災グッツの点検(ローリングストック)?・・、部屋の断捨離?・・、普段、買っても読めてない本を読みまくる?・・、この1年間、会社の仲間と全く飲み会してないので、オンライン飲み会でもやってみようかなぁ?(オンラインで普段できない昼飲みもいいなぁ・・)・・など色々、あれこれ思案しはじめています(笑)・・・。