防災ギター

キャンプと防災


先日の息子達とキャンプへ行った時、キャンプ用品って結構、防災用品も兼ねてところがあるなあと改めて思いました

災害が起こった後、被災地での生活の仕方として、①避難所生活、②在宅避難、③車中泊の他に④テント泊もあるかと思います。

①の避難所については、最近、新型コロナ感染拡大の影響で、避難所の3密を避けた運用が求められています。見知らぬ人同士との共同生活から起こるストレスやプライバシー確保の問題などを考えると、各自がそれなりの協働生活の意識を持つことが円滑な運用へとつながっていきます。

②の在宅避難は、自宅が倒壊する危険性がなければ、住み慣れた住まい・場所ですので、気分的には楽かと思います。

③車中泊は、プライバシーは確保できますが、ちょっと空間が狭いので、エコノミー症候群に気を付けることと、冷暖房のためにエアコンを使うとバッテリーがあがったり、ガソリンを消耗することに注意です。

④のテント泊は、①の避難所や③の車中泊のデメリットを解消できる可能性があり、②の在宅避難でもし、家屋が倒壊する危険性があるなら、自宅敷地内の庭や駐車場でテント生活もいいかと思いました。②の在宅避難だと、その家屋に人がいるのかどうか確認しずらいところがありますが、自宅敷地内にテントが設営されていれば、そこに人がいるということが一目瞭然であり、いざという時も、地域の方々からの目にも止まりやすくなります。

今回のキャンプで準備しそこなったものは、調味料でした。カレーを作るときのサラダ油と焼き肉のたれを持っていくのを忘れました。未開封で小さめの調味料ボトルをキャンプ用品の中に買って入れておこうと思います。我が家では、キャンプ用品を日頃から整備していたのですが、開封した調味料や食料は残さず保管していなかったので、つい持っていくのを忘れてしまいました。いつでもどこでも気の向いた時、キャンプができるように、キャンプ用品を整理整頓して準備しておくことは、防災への備えにもつながると思いました