防災ギター

知っているようで知らなかったSDGs


昨日、子供達が読んでいる本をチラッと見たら、SDGsに関する内容の本でした「こどもSDGs:なぜSDGsが必要なのかがわかる本」(監修:秋山宏次郎、バウンド著、KANZEN)。どんなこと書いてあるのかなぁ?と思って少し、読み始めたら結構、面白くて結局、最後まで読んでしまいました。今までに何となくおぼろげに覚えていたことやちょと気になった数字を以下にまとめてみました。

・世界の5歳~17歳のこどものほぼ5人に1人の約3億3000万人が学校に通っていない。読み書きできない人は7億5000万人(世界の15歳以上の6人に1人)。

・世界の飢餓人口は、約8億2000万人。特にアフリカでは、人口の約3分の1が栄養不良に苦しんでいる。日本では、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は612万トン(日本人1人当たりお茶碗1杯分の食べ物を毎日捨てている計算)。なお日本の食糧自給率は37%。

・1日約200円で生きる人が7億3666万人もいる。

・安全に管理された飲み水を使うことができない人は、世界人口の約38%、約22億人もいる。

・日本の二酸化炭素排出量は世界の3.4%を占める(世界で5番目に多い)。

・大気汚染や水質汚染などの公害により、世界では年間で推定約900万人が死亡している

・児童労働をするこどもの数は1億5162万人(5歳~17歳の約10人に1人)。

・2153人の億万長者が持つ富は、世界の人口の約6割にあたる46億人が持つ富の合計よりも大きい。

・Amazon創業者ジェフ・ベゾス氏の純資産は、世界一の約12兆3000億円。

・生まれ変わるときにまた日本人に生まれたい人は83%(2013年)。

日本国内でのSDGs認知度は、調査対象の28ヵ国中28位で最下位

・日本の男女格差は大きく、先進国で最低レベル世界121位。

日本の中小企業のSDGsの認知度はわずか15.8%

アメリカのある調査によると、Z世代(1990年後半から2000年生まれの世代)の87%は、「社会や環境問題に関心がある」と答えたのに対し、年齢が高いほど社会・環境問題への関心が薄い傾向があるとのことでした。

結構、正しく知らない事ばかりでした。次の若い世代にバトンを渡すひとりの走者として、少しSDGsについて勉強してみようかと思いました・・・