防災ギター

お彼岸のお墓参りをしながら想ったこと


昨日はお彼岸の中日でした。朝早く起き、家族と米原駅で合流し、久しぶりに愛知と岐阜のお墓参りへ行ってきました。年明け後、緊急事態宣言が発令され、単身赴任先からの移動を自粛していたため、本当に久しぶりに家族と再会しました。特に中1の息子達は背が高くなっていて、びっくりしました。Zoomとかで時々、子供達とコミュニケーションはとっていましたが、やはり直接会うと、画面越しでは分からないニュアンスや雰囲気が手に取るように分かって、感慨無量でした。仕事しながらやんちゃ盛りの子供達の世話をしている、家内にも久しぶりに会いました。少し老けたかなって思いつつ、感謝感謝です・・・。

夕方からは雨がパラパラ降ってきましたが、日中は天気も良くて暖かく、絶好のお墓参り日和でした。新型コロナの感染拡大が始まって約1年・・・。墓前の前で手を合わせ、お経を読みながら、走馬灯のようにこの1年間を振り返り、今日まで、何とか無事に生活してこれたことに対し、感謝の気持ちでいっぱいでした。

夕方には、宮城県沖でまた大きな地震が・・・、日本はこれまで平穏で安心・安全の国というイメージがありましたが、最近は、地震はじめ全国各地で毎年、異常気象によると思われる災害の激甚化が起こっています。さらに新型コロナのような想定外の事も世界規模で起こり、最近は身の回りで何が起こってもおかしくない・・・という想いがとても強くなってきました。

これからは「リスクマネージメント」という概念が、会社や組織だけでなく、個人レベルにも求められているのかもしれません。色々な経験を活かして備えることだけでなく、今後は、想定外の事がおこるという前提で、自分の価値観や理念に軸足をすえながら、今後の生き方や不測の事態への対応の在り方について、個人個人で色々考え、備えていくことが必要なのかもしれないと思いました・・・。

お彼岸の中日にあたって、「一日一日そして今この瞬間を大切に、悔いのないような生き方を・・」という気持ち改めて強く感じました・・・。