防災ギター

メンテナンスということについて


最近、「メンテナンス」という言葉を以下のような事例で、少し意識するようになってきました。

1.PCのメンテナンス:

新型コロナ感染拡大の影響で、世の中における仕事の仕方が、出社出勤⇒在宅勤務へシフトしたとき、当初インターネット環境は、以前と変わらないと信じ込んでいました。しかし実際は、近所で在宅勤務や巣ごもりが増え、通信回線が込み合って、通信速度が極端に遅くなっていたことにしばらく気づきませんでした。PCのストレージ容量の確認(十分な空き容量の確保)、zoom最新バージョンへのインストール、通信速度のモニタリングなど、今から思えば、普段チェックしておくべきことをおざなりにしていたため、原因の発見や対処に時間がかかってしまいました。

2.歯のメンテナンス:

数年前、虫歯の治療のため、近所の歯科へ通ったことがありました。数週間に渡った治療が終わって、(これでしばらくは、この歯医者ともおさらばじゃ・・・)と胸を撫でおろし、支払いすませて帰ろうとしたら、「〇〇さん、じゃぁ・・・次回は1週間後の△月□、今日と同じ時間で予約いかがでしょうか?・・・」って・・。(えっ!??・・・)

「もう治療は終わりって、先生がいってましたが・・」と答えたら、窓口業務の事務員さん、「次回は歯の定期健診です!」とのこと。(金儲けに走ってるな・・この歯医者・・・)と正直思いました。でもその定期健診を受けたら、歯間ブラシやフロスを紹介してもらえ、また歯の磨き方も丁寧に教えてくれました。その後、歯間ブラシやフロスが身について習慣化しました。最近は、虫歯が痛くなってくることは、ほとんどなくなりました。これまで歯医者は、歯が痛くなったら通うところって思ってましたが、そうじゃなくて、普段から歯をメンテナンス(予防)するところって、自身のマインドチェンジをしました。

3.ジョギングした後のメンテナンス(脚のストレッチ)

昨日および一昨日のブログにも書いたように、走る前の準備体操だけでなく、走った後のストレッチがとても大切ということが分かりました。

一昔前は、電化製品が故障したら修理して、再び使っていました。一方、最近は使い捨ての時代で、電化製品も直すより新しく買った方がいいって感じでないでしょうか・・。便利な時代になって、直す(大事に整備・管理して維持し続ける)という感覚、すなわちメンテナンスという概念が、一部薄れてきているような気がしています。

身の周りの事象について、今一度、「メンテナンス」という言葉の意味・大切さを考えてみるのもいいかなってふと思いました・・・。ヒトに関していうなら、毎日規則正しい生活を送り、日常/普段というルーティーンに徹し、いつも身体的にも精神的にもいい状態であることが、いざという時の適切な言動につながるのではないかと思いました。