今の僕にとって、ギター弾き語り以外に好きなことは、毎日早朝に、近くの大きな公園の周りをジョギングすることです。少し前までは約10km走っていましたが、昨年末に膝や足首を痛めてしまい、治療後の最近は、走る距離を6kmぐらいにとどめています。
走るきっかけは、4年前に地方の小さな街から大阪へ異動、単身赴任することになった時でした。多分、不規則な生活になって、昼は会社近くのお店で外食・サラメシ、夜は飲む機会が増えて暴飲暴食、飲んた後、ワンルームマンションに帰って、〆のラーメンやアイスを食べてバタンキュー(笑)・・・そんな生活してたら、一気にカロリーオーバーで、体重が増え続けるだろうと思いました。
もう年齢も若くないので、走る前は、念入りにウォーミングアップをおこなっています。ラジオ体操の後、しこを踏んで、スクワットや腕立て伏せ、腹筋もやって、心身を目覚めさせてから走ります。若い頃なら、6~10kmなんてどうってことない距離ですが、さすがにこの歳になるときつい・・・。毎朝、今日は予定していた距離を最後まで走り切れるかなぁって不安です。ジョギングコースはアップダウンがあって、走り終わる最後の方に、心臓破りの坂道がだらだらと続きます。この最後の難関を乗り越えれたら、今日一日、仮にいやなことがあっても気力と体力で何とか乗り越えれるかなぁ・・・って自己暗示をかけ、会社へ出社していました(最近は在宅勤務)。
昨日、NHKのドキュメンタリー番組「プロジェクトX 挑戦者たち」の書籍の中から、心に留まった文章を紹介しました。その中でも特に、以下の一文がとても気に入っています。
『仕事を全うしようとした時、立ち向かう気持ちを支える日々の鍛錬が、何より必要だった』
今の僕にとって、早朝のジョギングは、この”日々の鍛錬“に相当するものなのかもしれません。